仕事内容紹介
軽鉄・ボード工事
建物の天井・壁・床など内装を仕上げ、人々が快適に住み、働ける環境を作る仕事です
ゴツゴツとしたコンクリートの壁・天井に、軽量鉄骨を備え付け、部屋となる空間に、軽量鉄骨で石膏ボードを張るための下地をつくります。
軽量鉄骨による天井下地の骨組みに、石膏ボードを張り付けます。さらにその上に吸音化粧ボードを張り、仕上げていきます。
仕事の紹介
コンクリートで囲まれた空間に天井をつくり、壁をつくり、床を張って、人々が安全で快適に住んだり、働いたりできる部屋に仕上げる仕事です。
内装仕上工事業は、工程に沿って3つの専門業種に分かれています。これからの時代は、下地組みから仕上げ作業までこなせる技能士が求められています。
作業環境は恵まれており、建物の中での工事なので、雨の日や雪の日でも関係なく仕事を進めることができます。昔は材料の荷揚げ、天井貼り作業のための足場板の組み立てや移動など、重労働だった内装仕上工事ですが、今はリフトやロボットなどの機械化が進んでおり、軽作業へと変化しています。
また、未来へ向けた都市再開発計画、現在建っているビルの増改築や改装など、内装仕上工事業の仕事は増えることはあっても減ることはありません。
数年間で一人前になれるので、若い人が多いですが、先輩たちは若くても、みんな立派な職人です。
高校卒業後、多くの人が実務経験1年で3級を、翌年には2級を、さらに5年後には1級を受験します。最短7年で、1級技能士の仲間入りも夢ではありません。現在、全国で約3万人の技能士が活躍中です。
ドイツのマイスター制度のように、日本でも技能士の資格が認知されてきています。資格を取ることによって、尊敬の目で見られるようになります。
関連する免許・資格等
国家資格
一級内装仕上施工技能士
(鋼製下地工事作業)
(ボード仕上げ工事作業)
技能講習
高所作業車(10M以上)
玉掛け(1t以上)
フォークリフト(1t以上)
特別教育
研削と石取替業務
アーク溶接
丸のこ取扱い作業
フォークリフト(1t未満)
クレーン業務 等
現場作業の流れ
※画像はスライドできます
現場作業工程